岩納豆(豆板)とは・・・16世紀に南蛮渡来の砂糖菓子の中に、煮た砂糖の中に炒った大豆を入れて固めたものを板状に切り分けられたお菓子「豆板(まめいた)」と呼ばれていたのが始まりで、溶かした砂糖で甘納豆を固めたものを「岩納豆」と呼んでいます。砂糖で甘納豆を固めたその姿が岩に見えることから「岩納豆」と名づけられたとか・・・まだ地域によっては、「岩納豆」とも「豆板」とも懐かしい愛称で呼ばれております。
★☆★☆★☆「うえむらの岩納豆」について販売終了のお知らせ。 植村製菓様の廃業に伴い、「うえむらの岩納豆」は4月下旬(予定)をもちまして販売を終了いたします。★☆★☆★☆ 砂糖の板の上に乗っている色とりどりの甘納豆・・・花豆や鶯豆、あずき、いんげん豆の甘納豆たちが食べる楽しさを引き立てています。 外見はゴツゴツして固そうに見えて、名前も「岩」と付いているから硬いのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんがご安心を・・・固められたお砂糖は、口に入れると、意外なほどサクッとして、噛めばサクッサクッと崩れるくらいの柔らかさで、逆にそのサクサク感がたまりません。 色々な種類の甘納豆の豆本来の味と香ばしい香り、甘納豆の甘さ控えめ加減がちょうどいい感じで、芳香ながら素朴な味わいで「なつかしい!」という声が出そうな、お菓子にワクワクした子供時代を思い出させる甘さが口の中に広がります。こちらの「岩納豆(豆板)」は、現代の甘みひかえめの和菓子の風潮の中でも、しっかりした甘みを大事にしています。 昔ながらの愛される甘い和菓子の基本・・・豆菓子一筋の職人さんがすべて手作業で丁寧に作っております。 煮たお砂糖に甘納豆を入れて固めて・・・簡単な作業のように見えて実は難しい。絶妙な砂糖と甘納豆のバランスは、長年の経験から来る絶妙なバランスなのです。 長年使い込んだ銅鍋でじっくりじっくり豆をあぶり、丁重に手作りで完成させる「岩納豆」。 ひとつひとつの塊が丁寧に、丹精に作られているからこそ、味わい深い「岩納豆」になっています。
年配の方には懐かしく、若い方には珍しい、昔ながらの素朴な味わい、懐かしい自然な甘さを大事にしている「うえむらの岩納豆」・・・ 職人さんの技が冴える、素朴で昔懐かしい昭和の味をぜひご堪能ください。 手作りのため少量しか出来ず、お届けまで少しお時間がかかる場合がございます事をご了承下さいませ。