香川県を代表する特産品「茂木びわ」は、明治33年にみかんの防風林として導入され、みかんの補完品目として夏季の収入源にもなることから昭和40年代頃から生産量が増えて今では全国3位となっています。「茂木びわ」は、江戸時代に長崎で一人の女性が唐びわの種子をもらい受けてその種子を播いたことが始まりとされ、「茂木びわ」の名がつきました。
こちらの枇杷は、三豊市仁尾町で袋がけされた果実が一房ずつ丁寧に収穫されました。 びわは果物の中でも珍しく冬の11月~2月にかけて花が咲き、びわのデリケートな果皮を守るために果実ひとつひとつ丁寧に袋がけを行います。 こうして大切に育てられたびわの収穫時期はハウス栽培で2月~4月、露地栽培では5月~6月に収穫を迎えます。
さぬきの初夏の訪れとともに、海からの風に包まれ、降りそそぐ太陽の恵みをたっぷりと詰め込んだ甘くてジューシーな香川県産「茂木びわ」です。 季節感あふれる果物として根強く人気があり,一つ一つの果房に袋をかけ,丁寧に育てられたびわは,春から初夏にかけて今しか味わえない希少で懐かしい味をお楽しみ下さい。